3.『上肢』の症状

肩こりや五十肩、テニス肘、ばね指など両腕と肩甲骨、鎖骨から指先に起こる症状を「上肢」の疾患として扱っています。
日常的に肩や腕、指を使うことが多く、肩こりは国民病といわれるほど多くの人が悩まされている疾患です。
重い頭を支える首まわりの不調はつらいものです。
「上肢」の症状でお困りでしたら、お気軽にご相談ください。
一緒に痛みの原因を探り、つらい痛みからの開放を目指しましょう。

肩こり

多くの人が悩まされる症状で、首から肩、腕や背中にかけて痛みやコリが出てきます。
ひどくなると頭痛や吐き気を伴うこともあります。
慢性化している方も非常に多いですから、しっかりと根本治療に取り組むことが大切です。
 >肩こりについて

五十肩(肩関節周囲炎)

肩の関節が痛んで、関節の動きが悪くなります。
肩の関節を動かしたときに痛みを生じる運動痛と、夜中に痛みを感じる夜間痛などがあります。
治るまで数ヶ月、長いと数年かかるケースもありますから、症状が軽いうちに治療に取り組むことが大切です。
 >五十肩について

テニス肘(外側上顆炎)

初期の症状では、安静時に痛みを感じることはほとんどありません。
ものをつかんで持ち上げる動作やタオルを絞ったり、ドアノブを回したりする動作のときに、肘の外側から前腕にかけて痛みが生じます。
症状が進行すると、安静にしていても痛みが続くようになり、日常生活にも支障をきたすようになりますので、症状が軽いうちに治療に取り組むことが大切です。

ばね指

指の付け根の炎症で、腱鞘といわれる部分で腱の動きがスムーズでなくなり、指の付け根に痛みや腫れ、熱感が生じます。
ひどくなると「ばね現象」が生じ、さらに悪化すると指が動かない状態になります。
良くなっても再発することも多いですから、しっかりと治療に取り組むことが大切です。